看護師の転職は人間関係や苛烈な夜勤・交代勤務に給料が合わないため

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厚生労働省の調査によると、2012年度の看護師の平均月収は33万円というデータがあります。賞与を含めた平均年収は471万円で、平均年齢は 34.6歳。男性看護師の平均年収は488万円、女性看護師は470万円と男女差もごくわずか。といっても、男性の割合は7.3%だけなのでやはり女性色が強い職業。

対して、国税庁の民間給与実態統計調査によると、30代前半の女性の平均年収は297万円というデータがあります。ちなみに同世代の男性の平均年収は431万円ですから、やはり看護師の給与はかなり高いほうです。

職場に見合う看護師の給与の問題点

看護師全体の給与額
参考画像:看護職の賃金水準データ(2013年版) | 日本看護協会

おまけに給与以外の待遇も充実しています。病院の近くに寮があったり、院内に保育所を設置しているところも少なくありません。

医療も日々進歩しますから、常に新しい情報を習得しないといけないという大変さはありますが、新人看護師向けだけでなく、長年勤めている看護師や管理職向けの研修まで用意して いる病院も多いです。

しかし、

日本看護協会は下記の5つをあげている

  1. 賃金の上昇率が低い
  2. 基本給の占める割合が低い
  3. 都道府県、設置主体・病院規模による給与格差
  4. 専門看護師・認定看護師の給与の適正な処遇方法が確立されていない
  5. サービスの質や成果が評価されにくい

そのうちの「寝たきリカーブ」と呼ばれる①の要因として次の4点に言及している。

  1. いったんやめると給与が下がる?95%が女性で、出産。子育てなどで離職し、その後復帰する際には新入レベルの給与で採用されることが多い。ちなみに、圧倒的に女性が多い栄養士も給与水準は低め。
  2. 昇給の機会が少ない二部署のスタッフ数に対する役職(主任、師長など)が少なく、昇給のチャンスが少ない。また、ポストに就いても昇給幅が狭い。
  3. 国家公務員給与の影響を受ける¨国家公務員の看護職は、等級により給与が規定されており、師長になるなど等級が上がらない限リスタッフとして長くキャリアを積んでも大きな昇給の機会がない。また、
    多くの施設が国家公務員給与に準じて給与額を決めてきたことが、看護職全体の給与水準の抑制につながっている。さらに、国家公務員の給与基準は、不景気など社会背景を配慮して人事院が決定。勧告するため、それが看護職全体の給与に影響を及ぼすことになる。
  4. 病院で多くみられる人件費調整の影響は、病院は診療報酬が収入源で、企業のように大幅な収入増は見込めず、職種ごとに人件費配分率を決めて人件費支出をおさえ、経営収支の安定をはかる。その際、看護職員は、病院職員数の5割程度を占め、昇給などが人件費支出総額に与える影響が大きくなるため、抑制傾向になる。

以上は、かつて「社会の嫁」と喩えられた看護職の、医療。社会における立ち位置をあらわしているといえるだろう。賃金は、社会の共通言語ともいえる職業評価の一つであり、現在の看護職はベテランになってもそれに見合った評価がされていないと考えることができる。

その改善策として、各病院でさまざまな工夫がはじまっているが、それに加えて、たとえば給与を受ける側の看護職自身が積極的に看護研究のテーマに取り上げ、新しい「手当て」や「役職」の提案をしたり、看護教育や職場教育で経営や給与にまつわる教育を厚くしたりなど、多角的な視点で改善に取り組むことが現状打破につながると思われる。

また、社会一般の「看護師は給料がいい」という認識も、看護職の「むなしさ」をもたらしていると思われ、社会に「寝たきリカープ」の現状を広く伝える必要もある。

看護師の離職率は、他の職業より高い

ただ、看護師の仕事は体力的にも精神的にもタフでなければ務まりません。立ち仕事で時間も不規則な上、患者さんへのケアにも神経を使います。

命を預かっていますから、医療ミスを起こすことは許されません。給料が高くないと割に合わない、というのが看護師の本音なのかもしれません。

看護師の10人に1人は退職

日本看護協会によると、2012年の常勤看護師の離職率は10.9%で、高給にも関わらず10人に1人は退職しているのです。

過去5 年間の離職率の推移(2007~2011 年度)

過去5 年間の離職率の推移(2007~2011 年度)
参考画像:日本看護協会

関東や関西の都市部で は12~14%代とさらに高い数値になっています。また、長時間の夜勤がある病院の離職率も高く、月に80時間以上の夜勤がある病院の離職率は17.3% に上ります。

離職する理由の上位は結婚や妊娠、出産、育児、介護、ご主人の転勤など、家庭のやむを得ない事情になっています。

退職理由本音と建て前

ただ、これらは表向きの理由で、本当の理由は残業や夜勤が長時間に及ぶことや、人間関係によることが多いようです。

某看護師転職サイトが行ったアンケートで面白いものがありました。看護師の離職理由ランキングが建前編と本音編で2つあるのです。

建前編だと家庭の 事情が1位なのですが、本音編だと10位になっており、本音編のダントツ1位はいじめやパワハラなどの人間関係です。次いで、過酷な労働環境の不満が続きます。

人間関係の悩みはどこでもある

残念ながら、人間関係の悩みというのは、どの職業でもあります。どこへ行っても大して違いは無い。逃れられないなら、立ち向かう勇気も持ちたいです。

陰口をたたかれ、その内容が耳に入ってきて、改善の余地があるようでしたら、改善しましょう。また陰口を言う人は一部でしょうから、陰口を言わない人たちと人間関係を作るよう努め るのもいいですね。

転職か辞めないか、それが問題

意地悪な上司がいても、大きな病院ならそのうち異動になるかもしれません。仕事自体に不満がないなら、受け流す術を覚えましょう。

ただ、無視され続けたり、ひどいいじめやパワハラなど、解決策を見いだせず我慢し過ぎて心身にも影響を及ぼすようであれば、思い切って転職を考えてみるのもいいかもしれま せん。

女性が多い職場ゆえの人間関係

看護師といえば、白衣の天使と表現されるように、誰にでも優しく接し、誰かの為に役立ちたいと仕事をテキパキこなすようなイメージが多いと思います。そんなイメージとは裏腹に、女性が多い職場特有の人間関係に悩んでいる看護師が多いようです。

看護師の仕事は患者さんへの対応、医師や看護師同士のチームワークといったコミュニケーションを大事にしなくてはならない仕事です。

しかし、看護師の悩みはコミュニケーションの取り方に多いようです。

看護師は患者やその家族と看護についてコミュニケーションを一番とらなくてはいけませんが、その他に、同僚・医師・上司・院内の他の科のスタッフなど、数多くの人たちとかかわっています

医療事故につながりかねない、病院内の派閥

看護師の職場でのトラブルの原因に、病院内に派閥があったり、同僚からの嫉妬や嫌がらせ、ひどい場合にはいじめにいたるケースがあり人間関係の悩みとなっていくようです。

看護師にとって病院内の派閥は精神的にも悩まされる一つです。巻き込まれたくないと中立の立場をとると個人攻撃に繋がるおそれがあり、派閥に所属し気を使いながら仕事する毎日。

派閥の対立がエスカレートしていくと、いじめになっていくこともあります。信じられないことですが、制服・靴などがなくなったり、業務に支障をきたすような事態になることも・・・

やはり、基本は医療従事者ですので、患者さんとの対応を一番に考えなくてはならないことです。

看護師の職に就きたいと思ったきっかけに、

  • 人から感謝されるから
  • 誰かの役に立ちたい
  • 手に職をつけたい
  • 命の大切さを実感した

など希望を抱いて看護師を目指した方が多い。

しかし、人間関係の悩みがあると、スタッフへの気遣いを優先させ、仕事の質が落ちてしまうのはもちろん、医療への集中力が散漫になり医療事故に繋がりかねません。

こういった職場環境では看護師としての成長はおろか「仕事を続けるためには我慢が必要」という現状はとても辛い事だと思います。

職場を変え、人間関係も変えたがる看護師

いじめが社会問題になる現在、人間関係の問題は深刻さをましています。いじめはこどもの問題だけではなく大人の職場においても行われています。

チームワークの大切な医療の現場で、看護師たちは人間関係に悩んでいます。もちろん、全ての医療機関が人間関係が悪いというわけではないので、人間関係の良い職場もたくさんあります。

実際に楽しくストレスなく勤務している看護師は多数います。職場の環境が悪いなと感じたら転職を考えるのも一つの考えです。

責任感の強い方なら、この現状から逃げ出してはいけない、と考えるかもしれません。しかし、人間関係の悪い職場で窮屈な思いをして働き、精神的ストレスで医療ミスをしてしまうより、看護師としての新たな可能性を伸ばせる職場に転職する方が、将来的には自分に磨きをかけることができると思います。

職場環境を変えても、苛烈な夜勤・交代制は変わらない!

「日勤←深夜」「準夜←日勤」といった短い勤務間隔も、「日勤←深夜←準夜」といった逆循環の交代周期(勤務開始時刻が日を追って早くなる生体リズムに反した勤務編成)であることも、1週間以上の連続勤務があっても、また、勤務表がひと月単位で示されることも、交代勤務につく看護師にとって、普遍的で不動のシステムであるかのような空気が現場に長らく存在していた。

夜勤・交代勤務の激務

看護師は、上記の状況を宿命のように受け止め、なんとか生活調整をして勤務を続けてきたのだ。しかし近年、看護業務の過密化やオーバーワークの傾向が進み、その状況は、ある看護師の過労死がのちに認定されることになる最悪の事態も生じるほどとなり、それを打破する策として、2000年ごろから二交代制。変則二交代制を導入する施設が増えたのである。

増加傾向にある看護職の二交代制勤務

「逆循環」と呼ばれるシフトではなおさらで、生活だけでなくサーカディアンリズムを崩し、慢性的睡眠不足や不整脈などの健康障害を招きやすい。

そのため、「日勤→準夜勤→深夜勤」のように次の業務開始時間を遅くする「正循環」の勤務編成が望ましいとされる。が、日本看護協会による「2010年病院看護職の夜勤・交代制勤務等実態調査」によると、三交代制勤務に就いている看護職の7割以上が月1回以上の逆循環のシフトで働いている。

16時間以上の過酷な長時間夜勤

経営側としては省人効果があり、勤務する看護師にとっては一見休暇が増えるようにも見え、両者に歓迎ムードがあったが、結局は、多くの施設に深夜・準夜を合わせた形といえる16時間以上の過酷な長時間夜勤をもたらし、良策とは言えないことがわかってきた。

長時間夜勤の健康リスク

長時間夜勤を含め交代勤務にまつわる種々の問題を明らかにするために、日本看護協会は大規模な実態調査を実施し、その結果を受けて、労働科学の専門家のアドバイスやパブリックコメントを参考に検討を進め、「看護職の夜勤上父代制勤務に関するガイドライン」の策定を進めている。

国際的には、「夜勤は労働者にとって有害」とされ、夜勤を規制する流れとなっている。たとえば、IARC が「夜勤はおそらく発がん性がある」と認定したことを受け、デンマークでは元交代勤務者の乳がん罹患者に労災認定をするようになっている。

ILOの勧告を無視せざる得ない看護業務

ILOは、一日の労働時間は8時間以内、交代勤務の間隔は12時間以上、などと定めた看護職員条約・勧告を採択したが、それを日本政府は批准しておらず、国際的流れからは外れている面がある。

日勤←深夜や準夜←日勤が有害な理由や、夜勤は酒気帯び運転よリミスにつながる危険度が高いことや、夜勤帯には同僚のエラーやニアミスチェックの気付き頻度が下がることなどが科学的に実証されており、看護業務に悪影響を与えている勤務制度があるのだ。

看護基礎教育のカリキュラムに盛り込むなどして、看護師が以上のような情報を得る機会を増やし、自らの身と患者の安全を守るために、宿命とは思わずに夜勤や交代勤務の現状の端々を疑う力を養うことも必要だと思われる。

「逆循環」と呼ばれるシフトではなおさらで、生活だけでなくサーカディアンリズムを崩し、慢性的睡眠不足や不整脈などの健康障害を招きやすい。

横ばいになる看護師の給料も原因の一つ

職種別民間給与実態調査から看護誌の給与を見ると、初任給は高めでスタートするものの、他の医療職種と比較して年代を通しての上昇率が低くなだらかになっていることがわかる。

寝たきり、といわれる看護師の給与水準

このことから看護師の給与は「寝たきリカーブ」と呼ばれる。

医療俸給表(三)で規定される職務の度合い

標準的な職務
1級 准看護師の職務
2級 看護師の職務、保健師または助産師の職務
3級 医療機関の看護師長の職務
4級 医療機関の副総看護師長もしくは副看護部長または困難な業務を処理する看護師長の職務
5級 医療機関の総看護師長もしくは看護部長または困難な業務を処理する副総看護師長もしくは副看護部長の職務
6級 特に規模の大きい医療機関の総看護師長または看護部長の職務
7級 極めて規模の大きい医療機関の看護部長の職務

 

試験区分、学歴免許による初任給一覧

職種 学歴免許等 初任給
保健師

助産師

大学卒

短大3卒

2級11号俸 201,100円

2級 5号俸 188,900円

看護師 短大3卒

短大2卒

2級 5号俸‐ 188,900円

2級 1号俸 180,500円

準看護師 准看護師養成所卒 1級 1号俸 153,300円

※基本給は、基本的にその職務に必要な資格取得に要した教育時間や経費が反映されてその額が違つてくるといわれる。看護職の場合、准看護師の業務に3年以上従事した後に大学や短大を経て保健師・助産師・看護師となった人は、大学卒では2級15号俸、短大2卒では2級9号俸となり、ストレートで大学・短大に進んだ人よりも高くなる。
入職時から退職まで基本給が、一目でわかる体給表国家公務員には、職種や経験などによる基本給(俸給)が一目でわかる俸給表がある。経験の度合いを示す「号俸」(縦軸)と職務の度合いを示す「級」(横軸)から成る表で、退職するまでこの表に基づいて基本給が決められる。

保健師・助産師・看護師は「医療職俸給表」が適用される。なお、初任給は初任基準表によって決定されている。

寝たきり″を脱してモチベーションを高める給与の工夫働く者にとって給与はその対価であり、評価でもあり、それによってモチベーションを支えている。そのため、各医療機関では、給与に対してさまざまな工夫を行っている。

A病院

経歴級と看護職務・職責を評価する職務給を組み合わせた基本給で毎月の給与に、さらにクリニカルラダーと目標管理の評価を人事考課に勘案し賞与に反映している。

B病院

病院に応じた役割等級を職種別に設定する役割等級制度を採用し、役割の大きさ・重さ、業績および役割の遂行状況等を「プロセス責任」、「成果責任」として評価し、給与(実績給、賞与)に反映。

転職先の内情を事前に知りたい

転職を決めたところで、新たな職場で人間関係に悩むのであれば、現在の職場を続け、我慢するという考えもあると思います。転職先の職場の内部事情が事前にわかったらどうでしょうか。

看護師転職サービスは医療機関の情報を沢山持っています。なぜなら、看護師転職サービスのコンサルタントは、職場に出向き現場の声を基本に情報収集 しているため内部事情に詳しいのです。

看護師転職サービスのコンサルタントに内部事情を確認し、良かったら転職してみるのも一つの手だと思います。職場の人間関係がわかれば転職への踏ん切りもつくと思います。

看護師だから人間関係に悩むのではなく、どこの職場にいっても人間関係のトラブルはつきもなのかもしれません。

後は自分のためにどうしたいのかという気持ちなので、職場の環境が悪い場合は勇気を出して転職するのも良い方法ですね。

一つのサービスだけではもったいない

看護師転職サイトは大手だけでも、複数社あります。一社だけの登録よりも、複数のサービスを利用したほうが、よりあなたに有った働き方のできる転職先を見つけやすい。

コンサルタントも、人によって得意不得意があります。、一人の人に相談するよりも、複数のコンサルタントに相談することで、あなたと相性の合う人を見つけるのも、転職を成功させる重要なポイント。

複数サイトの登録で転職の成功率アップ

看護師転職サイトを利用している人の大半は、2社以上の転職サイトに申込んで、希望条件に一番合った求人を選んでいます。

複数の転職サイトに登録すると、対応に追われて面倒になる気がしますが、なぜ多くの人が複数の転職サイトに登録するのでしょうか?

その理由は転職の成功率が上がるというメリットがあるからです。

事実、リクルートが運営する、日本最大手の転職サイト「リクナビNEXT」が実施した調査によって、複数の転職サイトを利用した人の方が転職の成功率が高いということが明らかになっています。

調査の内容は「転職の成功者が何社の転職サイトを利用していたか」を調べるものであり、結果は以下の通りです。

転職決定者 平均4.2社
全体 平均2.1社

 

上記のデータから見て取れるように、転職が決定している人の方が、全体の求職者よりも、多くの転職サイトを利用していることが顕著に表れています。

この調査は看護師を対象に行われたわけではなく、一般企業向けの転職に関するデータです。看護師不足で売り手市場の看護師転職の場合は、4.2社も登録する必要はないかと思いますが、少なくとも2~3社の転職サイトに登録されることをおすすめします。

では、なぜ複数の転職サイトに登録した方が転職の成功率が上がるのでしょうか。、主な理由は以下の3つです。

1.より多くの非公開求人を知ることが出来る

大手の転職サイトだとしても、すべての求人を網羅できているわけではありません。エリア限定で展開している、中小規模の転職サイトでしか取り扱っていない、非公開求人なども存在しています。

あなたがもし転職サイトを利用して転職活動を行うとしても、全ての転職サイトに登録することはありませんよね?

求人を出す病院や施設側も同じです。すべての転職サイトを利用しているわけではありません。

企業側が利用する転職サイトを絞るということは、必然的に転職サイトによって取り扱う求人には差が出てくることになります。

そのため、複数の転職サイトに登録したほうが、アプローチできる求人の幅が広がり、希望条件にあった求人を見つける可能性が高くなります。

2.キャリアコンサルタントのアドバイスを客観的に受け止められる

転職サイトを1社しか利用していない場合、担当してくれるキャリアコンサルタントも1名になるため、そのコンサルタントのアドバイスが、本当に正しいのかどうかを客観的に判断することはできません。

キャリアコンサルタントといっても人間なので、アドバイスの内容にはその人個人の、知識と経験に基づく主観が入りこむこともあります。相性もあります。そのため1人のキャリアコンサルタントだと、その人独自の考えに流されてしまうこともありえます。

しかし、複数の転職サイトに登録すれば、登録した転職サイトと同じ数のキャリアコンサルタントがついてくれるため、それぞれのコンサルタントのアドバイスや意見を、より客観的な視点で判断することができるようになります。

転職は、今後の人生を左右する重大な転機のひとつなので、できる限り慎重に考えたいところです。そのためにも複数のコンサルタントについてもらい、客観的な視点でアドバイスの内容を判断できるようにしておく必要があります。

3.転職サイトを競わせることでサービスの質が上がる

キャリアコンサルタントが一番避けたいことは、自分が担当している求職者が、他社の転職サイトを経由して転職を決めてしまうことです。

そのため、複数の転職サイトに登録していることを、担当のコンサルタントに伝えると、他社に成果を持って行かれないようにと、必死に頑張ってくれます。その結果、対応が早くなったり、求人の紹介量や質が上がることもあります。

複数の転職サイトを併用することで、上記のように様々なメリットを得ることができますので、転職サイトを利用する際は、是非2~3社の転職サイトに登録するようにしましょう。

転職サイトの利用、求人の検索方法

看護師の求人情報と言っても全国各地、条件や診療科など実に多くの条件が存在します。漠然と検索をかけるだけでは、不必要な情報まで表示されることになるため、かえって効率を悪くすることも少なくはありません。

出来るだけ時間を使いたくない多忙な看護師にとって、どれだけ効率的に求人を検索できるかは、死活問題であると言ってもいいでしょう。

検索の仕方は各転職サイトによっても多少は異なりますが、概ね、勤務地、勤務帯、雇用形態、給料額、診療科の指定などが一般的です。これらを指定して検索することで、求人の件数を絞ることができます。

特に診療科の指定と給料額に関しては、自分の希望そのものと言っても過言ではありませんから、きちんと指定しておくことが必要です。

労働環境の指定

そのほか、病院の環境などに関しても指定することが出来る、転職サイトも存在します。

福利厚生は充実しているのか、教育システムはどうであるのか、キャリアアップのための支援が行なわれているのか。

これらの情報はコンサルタントに確認をするか、実際に病院に問い合わせをして確認する以外には、ほとんどのケースで得られることのない情報ですが、これらの情報を掲載し、更に検索の項目として活用している転職サイトもあります。

まずは大まかな検索をかけ、更に詳細な条件などを指定することで、自分の求める理想の求人を探す事が出来るようになります。

絶対に譲れない条件を絞り込む

ただし、検索条件が多くなればなるほどに、該当する求人数も減少することになりますので、あまりに欲張った条件付けは、転職活動そのものを阻害する原因にもなってしまいます。

私の周囲でも、高望みしすぎる条件で転職自体を諦めた、というようなこともありました。自分にとって絶対に譲れない条件は何か。慎重に考えて希望条件を整理してから、検索するのがコツ。

まとめ

看護師の仕事はキツイ、辛い、給料が安いというイメージが強いですが、データを比較してみると、例えば給料の麺では、高学歴の専門職とさほど変わりがありません。むしろ同学歴の多職種の女性よりも、高給取りであると言えます。

看護師が転職する時、本音の理由は人間関係とキャリアアップのためが多い。勿論結婚や子育てなど、ライフスタイルの変化による転職も多いです。

転職先を探す時に、上手に利用したいのが看護師転職サイト。複数社に登録することでより多くの情報を得ることができるので、転職の成功率も高くなります。

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