看護師転職は法律に基づいた看護協会運営のeナースで探そう

看護師の転職先は、看護師の人材確保のための法律に基づいて看護協会が運営するeナースで探してみよう。
ナースセンターとは各都道府県の委託を受け、看護師の人材確保のための法律に基づいて1992年から看護協会が運営する組織です。ナースセンターの主な事業に、ナースバンク(看護師専門のハローワーク)事業があります。

1992年に制定された「看護師等の人材確保の促進に関する法律(以下、人確法)」に基づき設置。中央ナースセンターは日本看護協会が厚生労働省から、都道府県ナースセンターは都道府県の看護協会が都道府県から指定を受けて運営しています。
47都道府県に必ず1つの都道府県ナースセンターがあり、看護職確保対策に向けた取り組みを行っています。

看護師等の人材確保の促進に関する法律

厚生労働省 都道府県行政
法律 厚生労働大臣は、全国を通じて1個に限り、中央ナースセンターとして指定することができる
【第20条】
都道府県知事は、都道府県ごとに1個に限り、都道府県ナースセンターとして指定することができる
【第14条】
指定先 日本看護協会 都道府県看護協会
名称 中央ナースセンター
日本看護協会は、中央ナースセンターの指定を受け、主に都道府県ナースセンター業務の支援について、上記法律に定められた業務を実施している。
【第21条】
都道府県ナースセンター
47都道府県看護協会は、都道府県ナースセンターの指定を受け、主に各都道府県における看護職員の確保について、訪問看護の事業について、上記法律に定められた業務を実施している。
【第15条】

中央ナースセンターと都道府県ナースセンターの事業内容

中央ナースセンターおよび都道府県ナースセンターでは、人確法に定められた以下の業務を連携協力の下、実施しています。

中央ナースセンター 都道府県ナースセンター
都道府県ナースセンター事業の広報支援

機関誌『看護』へナースセンター研修情報を掲載
『はたさぽ』などで、ナースセンター事業の紹介

看護職の無料職業紹介事業(ナースバンク事業)

eナースセンターによる求人求職登録、職業紹介看護職の就業相談員による就業相談
その他各種相談(進路相談・メンタルヘルス相談など)

 

無料職業紹介サイト「eナースセンター」の管理・運用

eナースセンターによる求人求職登録、職業紹介
研修情報、看護学校情報など掲載情報の更新
eナースセンター利用に関する問い合わせ、相談

再就業支援等の研修の実施

新しい医学、看護に関する情報の提供
就業を希望する看護職に対して、最近の看護の知識および技術を習得させ、職場復帰を容易にするための研修の開催

各ナースセンターの連携強化・相談業務強化

ナースセンター担当者の全国会議の実施
就業相談員のスキルアップのための研修の実施
各事業に活用できる『はたさぽ』などの作成

「看護の心」普及事業

5月12日の「看護の日」を中心としたイベント
進路相談会、看護一日体験、看護フェスティバルなどの開催
中、高校生などを対象とした看護業務についてのPR事業

eナースセンター登録データの分析・各種報告書作成

看護職員の需給、就業動向の把握および分析
看護関連情報の提供
ナースセンター事業実施状況調査、報告書への掲載

 

潜在看護職の把握等の調査

未就業、退職看護職員の実態と就業希望条件などの把握
看護職員需要施設の把握
eナースセンターに登録のある求職者、求人施設の調査

参考画像:ナースセンターとは| 日本看護協会

ナースセンター&eナース(ナースバンク)の運営の流れ

各都道府県 ⇒ 各看護協会 ⇒ ナースセンター ⇒ eナースセンター(ナースバンク)

eナースセンター
参考画像:求職の流れ | eナースセンター―都道府県看護協会による無料職業紹介事業

ナースセンターのその他の事業

  1. 訪問看護支援事業
    看護協会認定の認定看護師などが講師を務めて、訪問看護師の支援・スキルアップを目的に、訪問看護に必要な知識・技術を学ぶための研修や講習会などを行っています。
    講習会費用は、数千円からと少々割高ですが内容は充実しており終了時に終了証を受け取れる。)
  1. 「看護の心」
    普及事業フローレンス・ナイチンゲールが生まれた日にちなんで制定された5月12日の「看護の日」の週は看護週間として各地で看護に関するたくさんのイベントが行われる。

看護師転職の情報を探す方法とは?

上記でも説明したようにeナースセンター(ナースバンク)は、看護師の人材確保を目的としたナースセンターの事業の一つです。看護師専門の求人案内所と言えるでしょう。いわゆる看護師専門ハローワークなんです。

看護師求人状況

各都道府県や地域に設置されているeナースセンタ-(ナースバンク)の利用は、看護師であれば誰でも無料で利用できます。就職だけでなく、転職、復職の相談も受けられます。

eナースセンター(ナースバンク)で受けられる無料サービス

  1. 看護師の求人情報検索
  2. 検索して気に入った求人への応募
  3. 就職・転職の相談

eナースセンターは、看護師資格を持っていれば誰でも無料で利用できるし、全国のeナースセンターの求人検索が出来るのも、便利なサービスの一つです。

引越し先の近くの病院に転職したい、、妊娠したので夜勤のない病院に転職したい、労働環境が整った病院に転職したい、などの希望にあった転職先をマッチングしてくれます。

eナースセンターについては、下記に簡単にまとめました。

eナースセンター(無料職業紹介サイト)

全国47都道府県のナースセンターで無料職業紹介をしています。eナースセンターではインターネットで、全国の求人情報を見ることができます。利用には登録が必要ですが、登録前に体験版の求人検索ができます。

利用できるのは

  • 就職先を探している看護職
  • 看護師等養成所を卒業見込みの看護学生
  • 看護職を探している求人施設。事業者

です。

eナースセンターの5つの特徴

全国の求人情報検索

  • インターネットで気になる求人情報に応募可能(応募から採用まで)
  • 自宅周辺の求人情報検索ができる地図機能
  • 希望にあった求人情報をマッチングして案内する機能
  • 無料職業紹介機能、全国の看護学校情報、奨学金情報などの掲載

求職の流れ

簡単ユーザー登録ができます。すべての操作がスマホで可能操作マニュアルもあるので大丈夫。

スマホで可能操作マニュアルの順番
1.ユーザー情報登録
2.希望条件を登録
3.自動マッチング
4.希望条件にあった求人情報を紹介
5.直接応募 / ナースセンター経由応募
6.面接
7.就業

※居住地と希望勤務地が違う場合、希望する勤務地の都道府県ナースセンターを登録ナースセンターに設定します。

eナースセンターと民間の転職サイトの併用がおすすめ

看護協会のeナースセンターだけで転職活動するべきではない理由

日本看護協会e-ナースセンターやハローワークだけを利用しての転職は失敗する場合があります。

利用してはいけないと言っているのではなく、自分に合った病院を見つける可能性を自ら狭めてしまうからです。 その理由は以下3点。

【理由1】条件の良い求人はe-ナースセンターにはまわってこない

残念ながらe-ナースセンターで良い求人に巡り会う確率はかなり低いです。

優良求人情報は応募が殺到してしまうので、沢山の人が見ると病院側も面接対応や断りの連絡を入れるのに、労力が割かれすぎてしまいます。

そのため、多くの人が利用するe-ナースセンターやハローワークへ、良い条件の求人情報は回さないのです。

そこで応募が殺到しそうな条件の良い情報は「非公開求人」という扱いで、民間の求人サイトの担当者と、スキルを満たす人だけに応募してもらうように調整しているわけです。

こういった好条件の求人に巡り会うには、民間の求人サービスも併用するしかありません。

【理由2】日本看護協会は「転職のプロ」ではない

e-ナースセンターを運営している日本看護協会は看護についてはプロでも転職についてはプロではありません。

そのため面接対策や、入職にあたっての細かな条件のすりあわせといったことについては、「病院に直接聞いてください」と言われてしまうことが殆どです。

病院紹介以上のことは期待できず、全て自分の力で対策&交渉する必要性があります。結果的に妥協の連続になりがちで、転職に失敗する要因となります。

【理由3】入職してみたら『話しと全然違った』ということも

e-ナースセンターでは各病院から提示されてくる「表向きの情報」までしか教えてくれません。

転職にあたって過去にどういうトラブルがあったとか、そういう本当に知りたい病院の内情については教えてくれないため、入ってみたら実は「条件と全く違った」ということを経験している人も多いはずです。

求人募集している病院のなかには「職場環境が悪く、毎月看護師が辞めていくから毎月補充が必要」というところも多いため、そういった病院の内情について知らずに、転職を決めるのは怖いものです。

看護師転職サイトの選び方

看護師転職サイトは、多くの看護師が転職する際に利用します。「看護師 転職」や「看護師 求人」などで検索するとわかる通り、数多くの転職サイトが存在します。

全ての転職サイトが質の高いサービスを提供していれば、どこに登録しても構わないと思いますが、実際には当たり外れがあり、中には離職率の高い案件を数多く取り扱っているところもあるため注意が必要です。

ここではその当たり外れの見分け方について紹介していきます。

有料職業紹介事業許可の有無

有料職業紹介事業とは、転職サイトなどを介し、求人募集企業からの求人情報を紹介することで、手数料を稼ぐ事業のことを言います。

この事業を行うためには厚生労働大臣の許可が必要になります。つまり、看護師に限らず転職サイトを運営するためには、必ずこの許可を受けている必要があります。

ちなみにハローワークは無料で求人情報を紹介しているので、「無料職業紹介事業者」となります。

有料職業紹介事業許可番号が掲載されている転職サイトを利用

有料職業紹介事業許可を受けている場合は、「有料職業紹介事業許可番号」が、サイトの下部や会社概要ページなどに掲載されているので必ず確認してください。

サイト内を探しても見つからない場合は、GoogleやYahoo!などで、「有料職業紹介事業許可 転職サイト名」で検索してみてください。

有料職業紹介事業許可申請

もし、「有料職業紹介事業許可番号」がどこにも掲載されていない場合は、そのサイトを信用してはいけません。必ずこの番号が掲載されている転職サイトを利用するようにしましょう。

利用者の数

転職サイトの選び方の一つとして、利用者の多い転職サイトを利用すると言うのも一つの方法です。

利用者が多いということは、そのサイト自体がそれなりに充実したサポートやサービスの質が高いことを証明しています。また、利用者が多いサイトは、 掲載されている求人情報の数も相応に多くなりますので、失敗しない転職サイト選びの一つの方法として勧められる手段になります。

実際、私の働いていた職場では、看護師同士で情報交換をしながら、話題に多く上がる転職サイトを利用すると言う看護師が多くいました。

より多くの人 間が利用しているならば、悪いわけはないだろうと言う安心感から来るものでしょうが、あながち間違っていると言うわけでもありません。

人が多く集まれば、それだけいい求人を扱うことも出来、スタッフも増やして充実したサポートを行う事も出来るようになります。

当サイトでは、有料職業紹介事業許可を受けていて、利用者が多い人気の転職サイトしか掲載していませんので、参考にしてみてください。

看護師転職サイトを利用するメリット

転職サイトを利用する人は年々増え続けています。多くの看護師が利用していると言う事は、相応に転職サイトにメリットがあると言うことです。

ハローワークでの求人探しも勿論いいでしょうが、看護師専門転職サイトを利用することで、ハローワークでは得られない様々な恩恵を受けることが出来るというのはやはり魅力的です。

自宅にいながら転職活動ができる!

転職サイトで得られるメリットとして、最初に挙げることが出来るのは、やはり自宅にいながら、求人探しをする事が出来る点にあります。

非常に多忙を極める看護師にとって、休日は出来るだけ体を休めたいと考えるものです。事実、これまでの経験から、休日はノンビリと自宅で過ごしてストレス発散や疲労回復に努めると言うのがほとんどです。

しかし、転職をするとなると、そういうわけにも行きません。

通常であればハローワークへ通うことになりますが、自宅でネットを介して転職サイトをみることで、求人検索を簡単に行なう事が出来るようになります。

転職サイトを利用して転職すると祝い金がもらえる!?

転職サイトを利用するメリットとして挙げられる2つ目は、転職に成功した場合の祝い金の存在にあります。

様々な転職サイトがありますが、その多く、特に利用者の多い有名な転職サイトなどでは、転職サイトを利用して転職を成功し、入職すると「祝い金」として一定額の支援金を受け取ることが出来るサービスがあります。

転職は職場環境を変えるには絶好の機会ではありますが、その反面、一時的にせよ収入面での減少などが問題になります。

転職サイトを利用することで収入面の不足分を補い、生活に割り当てることが出来るというのは転職サイトを利用する大きなメリットでしょう。

自宅にいながら気軽に求人情報を探し、転職が成功すれば支援金を受け取ることが出来る。

今現在、転職を考えているのであれば、転職サイトを利用しない手はありません。

看護師転職サイトのデメリット

メリット(利点)があると言うことは、その逆にデメリット(欠点)もあると言うことになります。 転職を成功させるのであれば、転職サイトのデメリットについても知っておくことが必要です。

利用者が多い分競争率も高くなる

転職サイトを利用する場合のメリットは多くの方が知るところです。 では、デメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。

まず第一に競争率の高さが挙げられます。 多くの看護師が利用していると言う事は、それだけ同じ求人を見ている看護師の数も多いということ。 そのため、人気のある求人は集中的に応募が集まります。

比較的人気の高い求人としては、小規模なクリニックの看護師や教育機関の保健師、企業看護師などの求人があります。 いずれも求人数は少ないながら、多くの看護師が憧れる人気の高い求人となっているため、競争率は非常に高くなっています。

サービスの質が悪い転職サイトもある

第二に、転職サイト自体のサービスの質が挙げられます。 ハローワークのように公的機関ということであれば、一律してサービスの質は同じですが、民間の求人サービスである転職サイトの場合、サイトによってサービスの質が大きく変わります。

ある転職サイトではコンサルタントは親身になって相談に乗ってくれるけれど、別のサイトでは単にて求人を紹介する程度の存在でしかない、と言うケースもあります。

私の周りの医療関係者の間でも、転職サイトの当たり外れに関しての話題を多く耳にしました。

コンサルタントを利用して万全を期して

人間関係など大きなストレスを抱えて失敗しないためには、看護師退職の理由は女性特有の感情が交わる陰湿な人間関係を読んでください。本音で人間関係を築ける情報等を記載しています。是非参考にしてください。

質の高い転職サイトを選ぶことはもちろん大切です。が、その上で人気の高そうな求人に対しては、コンサルタントを利用するなどして、万全を期して面接などの対策を練るようにするといいでしょう。

転職を成功させるためには、メリットだけではなくデメリットも理解した上で、その対処をする事が必要です。

まとめ

看護師の転職では、eナースセンター、ハローワークと並行して、民間の転職サイトも上手に使いましょう。

転職先も、多くの情報を手に入れることで、よりあなたの希望にあった条件の転職先が見つかる可能性が高くなります。単に転職先の紹介だけでなく、転職支援の様々なサポートが充実している、転職サイトの利用がオススメ。

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